GoogleやYahoo!などのサーチエンジンが、あるキーワードで検索した場合の検索順位をどのように決めているかをご存知でしょうか。

例えば、「港区+不動産」で検索した場合に不動産会社などがバーッと一覧で表示されると思いますが、後の方に出てくる不動産会社のウェブサイトは上位にでてくるウェブサイトより見られないのは容易に予想がつくでしょう。

もう何年も前からこれを上位に表示させるための対策として、「SEO対策」(Search Engine Optimization)があるのはもう一般の会社ではよく知られたことですよね。

このサーチエンジンが順位を決定するルールというのは少しでも検索の精度が上がるように開発され、そして進化しています。
これに合わせてSEO対策の手法も当然のことながら追究され、発展しています。

最近はその順位決定の一要素として、ウェブページの表示速度も評価されるようになってきています。
仮にとあるウェブサイトに辿り着いたとして、ページが表示されるまでに10秒とか待たされたら不便極まりないですし、早く表示されることに越したことはありませんから、利便性を考えたらごく当然のことです。

そしてこの流れになっている理由の1つにはiPhoneやスマートフォン等の台頭があります。
携帯電話回線は自宅や会社などのインターネット回線よりもスピードが遅いので、軽量で早く表示できるページの方が有利です。
そんなこんなで、ページの表示速度の最適化はぜひ各ウェブサイトで実施されるべきことなのです。

では現時点で自分のウェブサイトの表示速度はどのように評価されていて、どうやれば早くなるのかの目安を知る方法として、Googleが提供する「PageSpeed Insights」と呼ばれるサービスを利用する方法があります。
このサービスを使うと「http://~」といったURLを入力するだけで、そのウェブページの現状を点数で教えてくれて、どうすれば改善できるのかをアドバイスしてくれます。

今日はこのツールを使って、リニューアルした自社サイトを最適化しました。
実際、ページの表示速度はかなり早くなったと思いますよ。

Google PageSpeed Insights結果SS

満点とはいきませんが、現状のウェブサイトの作りですとこれ以上の改善は難しそうです。
合格の目安は80点ですので、まぁ、こんなものでしょう。

それぞれのアドバイスを実際に改善するにはそれなりに技術と知識がが必要なものもあります。
ある程度はGoogle先生に聞けば、自身できることもあるのではないかと思いますので、ぜひトライしてみてください。